自閉症の末近功也さんがピアノに向き合う姿を見て、生徒さんも色々なことに挑戦する勇気がわいてきたのではと思います。
「好きなこと」の力
プログラム
大陽のエチュード
アメージンググレース
ラカンパネラ
ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 第1楽章(ピアノ&エレクトーン)
以下、尼崎市HP 社会教育課ブログ『まなびの宝石箱』より抜粋
武庫東小学校で小集団学習会が行われました!
2月16日(木曜日)、武庫東小学校で人権教育小集団学習会を行いました。
「小集団学習事業」とは、人権教育を推進するために、尼崎市教育委員会が人権を学習しているグループへ委託している学習事業のことです。
今回は、末近功也さんによる素晴らしいピアノ演奏とお母様の末近百合子さんのお話ということもあり、全児童と希望された保護者も参加し、多くの方とともに学習会を実施しました。
功也さんは2歳で自閉症の診断を受け、みんなとうまく交わることができませんでした。
でも、ご両親の「深い愛情、理解、支え」を基盤に、好きなピアノに出会ってからは、一生懸命に取り組みながら少しずつ前に進んでこられました。
苦手なことがあっても、自分の得意なこと、好きなことに打ち込むことの大切さをお母様は力説されました。
功也さんは現在、阪神昆陽特別支援学校の高校3年生!今でも会話は苦手ですが、様々なピアノコンクールの発達障害部門で金賞を受賞されてきました。この日は『ラ・カンパネラ』等3曲を全校生の前で演奏されました。
最後はオピニオンリーダーの清重浩子さんも交えて素晴らしい演奏を披露していただきました。
拍手が鳴りやまず、参加者全員の心の奥底に響く素晴らしい鑑賞会となりました!