2018年2月25日(日)新響甲子園ホールにてピアニスト・木田志津加先生による「ピアノ名曲コンサート」が催され、お子様から大人の方まで多くの方にご来場いただきました。

冒頭、木田先生から、バッハの時代の楽器チェンバロの説明があり、バッハが奥様のために作ったとされる曲集から、「平均律よりプレリュードメヌエット ト長調」が厳かに演奏され、次に、神童モーツァルトが5歳の時に作曲した、かわいらしい「メヌエット ト長調」、そして、22歳の時の作品 「トルコ行進曲」を力強いタッチで演奏されました。続いて、ベートヴェンのエピソードを簡単に説明された後、切なくも情熱的な「エリーゼのために」を演奏。

そして、ドイツの作曲家ブルグミュラーから、アラビアの唐草模様が絡み合う様を描いた「アラベスク」、一番右のダンパーペダルを多用して水の流れる様を表現した「清らかな小川」、軽やかな乗馬が目に浮かぶような「乗馬」、作曲家エステンの人形が夢を見て、目覚め、踊る「人形の夢と目覚め」、アメリカの現代の作曲家ギロック こどものためのアルバムから「悲しいワルツ」、楽しいジャグラーの姿を描いた「ジャグラー」が演奏されました。

神戸市出身の平吉毅州「甲子園にふさわしい潮風のサンバ」は、会場の皆さんが、手拍子で参加され、最後にピアノといえば忘れてはならないショパン「子犬のワルツ」が演奏され、最後にアンコール「情熱大陸」の演奏で、会場が一体感に包まれました。

参加していただいたお子様には、時代背景、作曲家、楽曲のエピソードなどがわかりやすく説明され、また、保護者の方には、お子様にピアノを習わす価値を感じていただけました。

音楽を通して、ピアノの素晴らしさを感じていただき、西宮から大阪・神戸の皆様の音楽の絆がまた一歩近づくことが感じられるコンサートになりました。

演奏者プロフィール

木田 志津加


京都市立芸術大学音楽学部を首席で卒業、音楽学部賞受賞。同大学大学院音楽研究科修了。その後ベルリンにてヘルムート・ロロフ氏に師事。大阪にてベートヴェンプログラムによるデビューリサイタル開催後、大阪センチュリー交響楽団と共演。各地におけるソロリサイタルや室内楽奏者として多彩な活動を続けている。
近年はアウトリーチ活動にも積極的に参加している。ピアノを荒憲一、神西敦子、ヘルムート・ロロフの各氏に師事。現在大阪芸術大学演奏学科、大阪府立夕陽丘高等学校音楽科非常勤講師。