1894(明治27)年11月24日、東京音楽学校(現東京藝術大学)奏楽堂で、明治以降日本で初めてのオペラが上演されました。
日清戦争での傷病兵のための慈善興業で、演目はグノー作曲の『ファウスト』第1幕。オーストリア大使館職員が出演し、ドイツ海軍軍楽隊長で『君が代』を編曲したフランツ・エッケルトが指揮。
これに由来して、11月24日がオペラ記念日(オペラの日)となったそうです。
この「オペラの日」は日本のものですが、10月25日には各大陸のオペラハウスが加盟する「オペラ・ヨーロッパ」「オペラ・アメリカ」「オペラ・ラティーノアメリカ」の提唱によって定められた「World Opera Day」があります。