今西 佑介

トロンボーンに限らず金管楽器全般に言えることですが、ただ楽器に息を吹き込んでも音は出てくれなく、息を吐き出す際に唇を振動させることによって音が鳴ります。 人によっては最初はこれがなかなか難しく、僕自身も楽器を初めたばかりの頃は音がなかなか鳴ってくれませんでした。 ピアノなどの楽器とは違い初めから確実に狙った音や幅広い音域を出せる楽器ではないのですが、練習すればするほど音が鳴るようになり、やりがいを感じてもらえると思います。 コツコツ頑張るタイプの方にはとてもオススメです。

プロフィール

1982年生まれ。神戸育ち。京都府在住。 私立甲南中学に進学、中学二年生からブラスバンド部に入りトロンボーンをはじめる。 部活動で演奏していたカウント・ベイシー楽団の曲にハマりジャズが好きになる。 中高生の間、トロンボーン奏者の宗清洋氏に師事。 甲南大学に進学後、独学でアドリブの勉強を始め、友人達とFive Brothersというバンドを立ち上げコンボでの活動を開始する。 大ファンだったSteve Davis氏からジャズを学ぶため、甲南大学を中退し、2004年に渡米。 一年間の語学勉強の後、2005年にハートフォード大学ハートスクールへ入学。 2008年、ハートフォード大学を卒業し帰国。プロとして活動を開始する。 2010年、自身のリーダーバンド、今西佑介セクステットを立ち上げ、2011年にJAZZ LAB. RECORDSよりデビューアルバム「CRISP」(2011)をリリース。 その後「WAYFARER」(2012)、「WEATHER」(2014)とコンスタントに作品を発表する。 2016年、自身のレーベル、NO BORDER RECORDSを立ち上げ、同レーベルより4thアルバム「METEOROLOGY」(2016)、5thアルバム「PORTRAIT」(2018)、トロンボニスト中山雄貴との双頭バンドBONEOLOGYの1st CD「INTRODUCING」(2017)をリリース。 セクステットとBONEOLOGYの他、ギタリスト野江直樹氏とのデュオでの活動、Words Of Forest、Shojiro Yokoo & his Big Band、ハードバップ研究会、ブラジリアン研究会、光岡尚紀カルテットなどのバンドに参加し、精力的に演奏活動を行う側、レッスンなどを通し後進の育成にも力を入れている。 誰かみたいではない自分らしい音楽を追求している。

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